- 6月 12, 2026
下痢が続く…それ、腸の病気のサインかもしれません
「お腹がゴロゴロする」
「急にお腹が痛くなってトイレに駆け込む」
下痢は誰でも経験する身近な症状です。
食べ過ぎや一時的な胃腸炎であれば自然に改善することもありますが、なかには腸の病気が隠れている場合があります。
特に、下痢が長引く、血便が出る、体重が減ってきたなどの症状がある場合は注意が必要です。
今回は下痢の原因や受診の目安、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)が必要となるケースについて解説します。
下痢とは?
下痢とは、通常よりも便の水分量が増え、軟らかい便や水のような便が頻繁に出る状態をいいます。
一時的な下痢であれば大きな問題にならないことがほとんどですが、長期間続く場合には原因を調べることが重要です。
下痢の主な原因
感染性胃腸炎
ウイルスや細菌による腸の感染症です。
ノロウイルスやカンピロバクターなどが原因となり、
- 下痢
- 腹痛
- 発熱
- 嘔吐
を伴うことがあります。
過敏性腸症候群(IBS)
検査では異常が見つからないにもかかわらず、
- 下痢
- 便秘
- 腹痛
を繰り返す病気です。
通勤前や仕事中など、ストレスがかかる場面で症状が悪化することがあります。
▶︎ 過敏性腸症候群(IBS)について詳しくはこちら
【大腸の病気|やまなか内科・内視鏡クリニック|神戸市東灘区・阪神深江駅】
食事や薬剤の影響
以下のようなものが原因となることがあります。
- アルコール
- 香辛料
- 牛乳や乳製品
- 抗菌薬(抗生剤)
- 一部の糖尿病治療薬
炎症性腸疾患
代表的な病気として、
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
があります。
慢性的な下痢や血便を認めることが多く、早期診断が重要です。
▶︎ 潰瘍性大腸炎について詳しくはこちら
【大腸の病気|やまなか内科・内視鏡クリニック|神戸市東灘区・阪神深江駅】
大腸ポリープ・大腸がん
下痢だけでなく、
- 血便
- 下痢と便秘の繰り返し
- 便が細くなる
- 体重減少
などがみられることがあります。
大腸がんは早期には症状が出にくいため注意が必要です。
朝だけ下痢になるのはなぜ?
「朝になるとお腹が痛くなる」
「出勤前だけ下痢になる」
このような症状は過敏性腸症候群(IBS)でみられることがあります。
一方で、症状が長期間続く場合や血便を伴う場合には、他の病気が隠れている可能性もあります。
自己判断せず、一度消化器内科で相談することをおすすめします。
このような下痢は早めの受診をおすすめします
以下の症状がある場合は、一度消化器内科を受診しましょう。
- 1週間以上下痢が続く
- 血便がある
- 夜中に下痢で目が覚める
- 発熱を伴う
- 体重が減ってきた
- 下痢と便秘を繰り返す
- 便潜血検査で陽性だった
- 家族に大腸がんの方がいる
特に血便や体重減少を伴う場合には注意が必要です。
下痢で大腸カメラが必要になる理由
「下痢なのに大腸カメラが必要なの?」
と思われる方もいらっしゃいます。
しかし、大腸カメラは腸の粘膜を直接観察できるため、下痢の原因を調べる上で非常に重要な検査です。
大腸カメラでは、
- 大腸がん
- 大腸ポリープ
- 潰瘍性大腸炎
- クローン病
- 虚血性腸炎
- 顕微鏡的大腸炎
などを調べることができます。
また、必要に応じて組織を採取して詳しく検査することも可能です。
▶︎ 大腸カメラについて詳しくはこちら
【大腸カメラ|やまなか内科・内視鏡クリニック|神戸市東灘区・阪神深江駅】
特に大腸カメラをおすすめする方
以下に当てはまる方は、大腸カメラによる検査をおすすめします。
- 40歳以上
- 血便がある
- 下痢が長引いている
- 夜中にもトイレに起きる
- 下痢と便秘を繰り返す
- 体重減少がある
- 便潜血陽性
- 家族に大腸がんの方がいる
症状の背景に病気が隠れていないか確認することが大切です。
当院の大腸カメラ検査
当院では患者さまの負担をできるだけ軽減できるよう、苦痛の少ない内視鏡検査を心がけています。
- 鎮静剤を使用した検査に対応
- 高画質内視鏡による精密観察
- 日帰りポリープ切除に対応
- 消化器内視鏡専門医による検査
下痢や血便などの症状でお悩みの方もお気軽にご相談ください。
まとめ
下痢はよくある症状ですが、長引く場合や血便を伴う場合には腸の病気が隠れていることがあります。
特に、
- 下痢が続く
- 血便がある
- 体重が減っている
- 便潜血陽性を指摘された
といった場合には、大腸カメラによる検査が有効です。
なお、炎症性腸疾患については 日本消化器病学会 でも詳しく解説されています。
神戸市東灘区、摂津本山駅・岡本駅周辺で下痢や血便にお悩みの方、大腸カメラをご検討中の方はお気軽にご相談ください。